『隣の席』

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ひとけの少ない遠回りの方に手を引っ張られ、 kissの嵐。 「ん……マサ……」 ドキドキがピークで、破裂しそう。 「サボろう?」 首を横に振ろうとしたら、またkiss攻め。 「なっ??」 マサトの右手が、私の制服の間から、肌を触ってきていて、かなり焦る。 「……ちょっ」 まだ付き合って2週間。kissだって、そんなにしてなかったのに、今日のマサトにはビックリ。 誰かの足音が近づいてきて、マサトから離れたら歩いてきたのは、同じクラスの沢田くん。 ……超恥ずかしい。 沢田君は、私達と目すらあわせようとしなく、素通りしてくれた。 「見られちゃったな?」 「……うん。」 沢田くんの後ろ姿を眺めていた。
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