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「いや、実際谷河に聞いた訳じゃないから…」
谷河が…瑠那を…?
「ふーん」
それまで黙っていた瑠那が呟いた。
「確かに谷河、最近妙に優しいなぁ」
「え!?」
「弱ってる時に優しくされたら好きになっちゃうよ」
ええっ
「そこそこかっこいいしね」
……………
「まぁ、好きになっちゃったら応援してねっ」
「う、うん。」
前にも同じような事があったような…
やがて私達3人は女子会をお開きにしたのであった…
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「なんであんな事いったのよ」
「え?」
「谷河のこと、好きじゃないんでしょ?」
「当たり前じゃない。好きどころか、嫌いよ。」
「じゃあなんであんなこと…」
「だってあの子自分が谷河の事、好きだって自覚してないじゃない」
「確かにそうだけど…」
「だから、嫉妬でもさせて気づかせてあげないと。」
「…あんた、完全に楽しんでるでしょ」
「あ、バレた?にしても紗雪がねぇ~」
面白い展開になってきたなぁ…
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