応援

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「いや、実際谷河に聞いた訳じゃないから…」 谷河が…瑠那を…? 「ふーん」 それまで黙っていた瑠那が呟いた。 「確かに谷河、最近妙に優しいなぁ」 「え!?」 「弱ってる時に優しくされたら好きになっちゃうよ」 ええっ 「そこそこかっこいいしね」 …………… 「まぁ、好きになっちゃったら応援してねっ」 「う、うん。」 前にも同じような事があったような… やがて私達3人は女子会をお開きにしたのであった… ------------------------ 「なんであんな事いったのよ」 「え?」 「谷河のこと、好きじゃないんでしょ?」 「当たり前じゃない。好きどころか、嫌いよ。」 「じゃあなんであんなこと…」 「だってあの子自分が谷河の事、好きだって自覚してないじゃない」 「確かにそうだけど…」 「だから、嫉妬でもさせて気づかせてあげないと。」 「…あんた、完全に楽しんでるでしょ」 「あ、バレた?にしても紗雪がねぇ~」 面白い展開になってきたなぁ…
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