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稜くんも、いつも買っているカジュアルブランドのお店をみつけて、迷うこともなく、気になった服を選んだ。
綺麗めのカジュアルスタイルが好きで、カーゴパンツやデニムにパーカーやシャツを合わせて、濃紺のダウンを着ている。
このブランドは女性ブランドもあり、雑貨・アクセサリーまで扱っている。
「あっ、このピアス可愛い!でも、こっちのミサンガもかわいいよ」
私が見つけたのは、明るい青と、紺と白が編みこまれたミサンガだった。
「学生の時に部活で着けてたな。懐かしい」
「今また流行ってるみたいだよ。足とかにしてる人みる。私も昔編んだよ」
「1つ買っていくよ」
「いいと思う。稜くん、腕にしたら時計と合うよ。営業職じゃないし会社も大丈夫でしょ?」
「ああ平気」
稜くんは、洋服と私が可愛いといったミサンガを1つ買った。
外の空気がすいたくて、広場に出るとそとはもう真っ暗になっていた。
「もう6時過ぎてたのか」
「あっという間だったね、帰り道混むかもしれないし帰る?」
「ちょっと遠回りドライブしながら帰ろう」
「うん」
手を繋いで駐車場に戻った。
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