第3話 オレも手伝えるか?

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見滝原・蒼井家 ???「どうぞ」 マミ「え、ええ、ありがとう」 紅い髪の青年がマミ、ほむら、流夜、そして自分の紅茶を机に置く ほむら「…………」 流夜「さて、なぜアンタらがあの空間から出てきただが」 流夜の家のリビング そこには 巴マミ 暁美ほむら 蒼井流夜 それと紅い髪の青年がいる マミ「え、と、この方は?」 流夜「ん?…………あぁ………烈火…」 烈火「うん」 烈火と呼ばれた青年は自己紹介を始める 烈火「ボクは、蒼井烈火………兄さんとは双子です」 ほむら「双子?………なんの冗談かしら、全然似てないじゃない?」 流夜「疑問を抱くのはわかるが………オレ達は紛れもない双子だ」 マミ「あなた達は………二人暮らしなの?」 マミが話題を変える 烈火「ええ、ボク達は二人で暮らしています」 流夜「まぁ、その話は置いといて………」 ???「どうして、彼女らが空間の歪みから出てきただよね」 烈火「だれ!?」 謎の声に烈火が反応する 流夜は、ソファーの上から少し烈火のほうへ体を傾ける マミ「あら?、来ていたの?」 ほむら「インキュベーター」 流夜「は………」 きゅうべぇ「ボクはきゅうべぇ、君たちは不思議だね」 きゅうべぇと名乗る白い生き物は流夜達を見るなり、不思議といい放った 流夜「不思議………だと……」 きゅうべぇ「うん、君達は何者なんだい?、魔法少女みたいな素質もないのにどうしてボクが見えるんだい」 烈火「この生き物は………」 烈火が口を開くとほむらが説明を始める ほむら「この子はインキュベーター………あまり関わらないほうがいいわ」 マミ「暁美さん………」 ほむら「無駄に仲間を増やすのは得策ではないわ」 なにやら二人だけの会話になっているが 流夜「二人だけで喋ってるとこ、悪いが…………そこまで言っておいて、しかも怪我もしておいて…………アンタらの事………ほっとけとか言うんじゃないだろうな」 流夜はほむらになにかを伝えるように睨み付ける ほむらはそれをただ顔色ひとつ変えず ほむら「蒼井流夜………わかっているの?、こちら側に来てしまっては手遅れになるの」 烈火「手遅れって………」 流夜は目を瞑り 流夜「……………だからどうした?」 一同「え?」 マミ、ほむら、烈火、きゅうべぇは目を開いて流夜を見る 流夜「オレには、傷つくアンタらをみる位なら………」
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