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緋汰に変わってからもサークルのあの五月蝿さは変わることはない。
そんな中こそこそと愛識が緋汰の元へ行った。何かをごそごそ話していると急に緋汰が大声で
「え~!!愛ちゃん好きな人出来たの!?」
と言った。辺りが一気にざわめく。
「ええいますよ?いますとも!!私は今絶賛片思い中ですよ!!しかーし…」
・・・愛識。好きな人が居たんだ・・・。・・・ん?あれ、なんで俺…そんな事気にしてんの…。愛識は愛識、俺は俺。他人の人生に口出し出来るようなお高い身分じゃないし。
「……しばらく…学校にもサークルにも来れません」
「それってサークルを抜けるとかじゃあ無いよね!?」
「大丈夫ですよ。…」
それでは…と言い愛識はサークルを去った。
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