8人が本棚に入れています
本棚に追加
/49ページ
「どうやったら強くなれますかね?」
「何だ喧嘩か?」
「ゲームだよ!
今の流れ的に考えて賭けの話でしょう普通!ほんっっと話分かんねぇんだからもー…」
この人はちょくちょくこういう可愛い所を見せて来るのでますますオッサン扱いしにくいのだ。
「んだその言い方!超生意気!!」
肩に腕を回してぎゅーっと首を締め上げられる。
「ちょっ拓海さん力の加減分かんないんすからもう止めて下さいっギブキブ!」
「ならごめんなさいと言えっ」
「はいはい俺が悪かったですっ!」
きっと兄貴が居たらこんな感じなんだろう。拓海さんとのこんな時間ははしゃいでいるだけなのに何だか凄く安心する。
最初のコメントを投稿しよう!