始まり

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次の瞬間、拓馬の悲鳴が聞こえた気がしたが聞かなかったことにした そんなうるさい中、隣で俺の背中を見つめて鼻の下を伸ばしている変態ムッツリの我が弟 「おい、星都。そんなに鼻の下ばっかり伸ばしてたらそのうち戻らなくなるぞ」 そう言ってからかえば勢いよく顔を背ける 顔隠したって耳まで真っ赤にしてたら意味ないだろ 双子の兄弟でも、俺は人とよく喋るし友達も多い 対して星都は無口で友達も少ない まぁ、中学の時は硬派でクールってイメージ付けられてたみたいだけど俺から言わせれば犬だ それも変態ムッツリの
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