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朝、目が覚めると小学校からある机の上に黒く巨大なものを被り、スーツを着た者が僕の漫画を読みながら座っていた。
「やっと起きたか、青龍高校2年1組日野影人(ヒノカゲト)くん」
黒い被り物をした者が話しかけてきた。
黒い被り物には白い丸い目とジグザグの口が描かれていた。
「誰ですか?」
僕は率直に突っ込んだ。
「俺は黒丸…」
すると黒丸は僕に近づいてきた。
「あの…なんのようですか?」
「いや…主人公にしてって願い事したやん」
「そうですけど…」
そして黒丸は顔を僕の顔に近付けた。
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