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「まあ、不正解じゃないけど…」
(なら、頭突きする必要ないのでは…?)
僕は意識が朦朧としながらそう突っ込んだ。
「だけど、君に『強さ』はまだ不必要だ…さあ、始めようか…講義1『主人公』とは」
僕はそのまま気を失った。
目が覚めるといつもの教室の風景が広がっていた。
(あれ…なんで?)
「おれの能力『場面移動』さ…」
黒丸が肩組しながら喋った。
(なっ…?)
クラスの人に怪しまれぬ様になるべく反応しないようにした。
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