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１組のジャンプボール担当はバスケットボール部キャプテン斎藤崇仁（サイトウタカヒト）だ。
そしてボールが高く上に上げられた。
影人は自陣でその様子を見守っていた。
その時、周りが白黒になり人がタイマーがボールが全ての動きが止まった。
（これは……？）
するとボールの上に器用に一本足で腕組をしながら立っている黒丸がいた。
「へー、なかなかやるなーコイツ…」
黒丸は斎藤崇仁をみながら言った。
「バスケ部キャプテン、身長百九十㎝で…影人、お前よりイケメンだぞ！」
黒丸は最後の方だけ大きな声ではっきりと言った。
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