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「今日英語あるのかよ…最悪だなぁ~」
輝之は一人言を言っていた。
すると、音に気がついたのか、愛理が目を覚ました。
「おはよー。今何時?」
「6時30分だよ」
「そっかぁ~。もう起きないといけないよね?」
「そうだね」
「着替えるからさ、あっち向いててよ…」
「うん…」
背後でパサッ、パサッと衣服を脱ぐ音が聞こえている。
よからぬ妄想が、輝之のレーダーを朝からフル稼動させてしまったのは言うまでもない。
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