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「すすすす、鈴村!ど、どーした?」
愛理は頬を赤らめ、もじもじしている。
(まさか…まさか…)
輝之は、鈴村に話しかけられただけで心臓がバクバクしていたが、鈴村の様子を見てより緊張が高まった。
「テルくん…その…放課後、教室に残っていてくれないかなぁ?」
「えっ、あっ、い、いいよ」
「それじゃあね」
鈴村はタタタッと走って行った。
輝之は、しばらく放心状態だった…
(こ、これは…)
心臓はバクバクと鳴り、止まなかった。
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