序章~はじまりの時~

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さくら「明日、お兄ちゃんの仕事終わる時間帯に家の玄関で待ってるから!はやく仕事終わらせて帰って来てよね」 なんで玄関で待ってるんだ?家の中で待ってればいいのに さくら「返事は?」 リョウ「はいはい、わかったよ」 さくら「はい、は一回」 リョウ「はいよ」 さくら「よろしい これ、持っていって!」 さくらはどこからともなく弁当を取り出す いつもよりかなり大きい リョウ「・・・なんで今日はこんなに多いんだ?」 さくら「今日は特別!いっとくけど、残したらダメだからね」 ・・・まあいいか リョウ「はいはい」 さくら「はい、は一回だって!」 リョウ「はいよ」 さくら「もう・・・(お兄ちゃん・・・忘れちゃったのかな?今日と明日、何の日なのか)」
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