My cherish.

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   君たちといる日々が  ただ尊すぎるから、  卒業なんて  まだまだ先な気がしてた。  だけど時が流れるスピードは  恐くなるくらい速くって  さよならの時が  近付いていることから  目を逸らすことはできなくて  思い出にするには  まだ早すぎるから  ずっと側にいたいのに。  離れたくないよ。  離れたくない。  君たちがいなきゃ  駄目なんだって。  あたしは弱すぎるから  ひとりじゃ歩けないんだって。  君たちがいない世界なんて  考えられない。  ずっとずっと、すぐそこで  いつもみたいに笑っていて。  離れていかないで。  あたりまえみたいに  笑い合える日常を  なくしたくない。  やだ。やだ。やだ。  「またいつか」  なんて言わないで。  いつだって会いたくて  触れたくて話したくて  仕方がないのに。  時間なんて  止まってしまえばいい。 _
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