1日目:普通の日々からの転落

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-お前は何かを 成し遂げたのか?- またその言葉で目覚めた 「草詩ッ!目が覚めたのね!よかった…ホントによかったぁ」 目が覚めると俺は病院にいた そして俺は事故ったんだと悟った 「母さんごめん、俺事故った」 「いいのよあなたが無事なら」 母は泣いて言った 「…」 「どうしたの、草詩」 なんだったんだろう今日だけでも2回も聞いたあの言葉 「草詩?」 「ん?何?」 「いや、ボーっとしてるから」 「ちょっと考え事してて、ね」 そこで 看護婦がきた 「目が覚めたようですね、では今から精密検査を行います」 「どういう事をしますか?」 母が俺が聞こうとしたことを聞いた 「体の内部に異常がないか調べます」 なんなんだこの看護婦 カンジ悪いわ 何その上から目線 そんな事を考えていた 「心配しなくても大丈夫だって、ここの設備は結構いいみたいだから」 母が言った 「いや、また考え事してたわ」 そして精密検査へ向かった
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