1日目:普通の日々からの転落

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「でも、命に関わることじゃ無いですよね!?」 俺は声を荒げて言った 「いいえ。手術も出来ませんし、どんどん大きくなって行きます。最悪は体の他の部分に転移ということも考えられます」 「そん…な、嘘ですよね?」 わかりきった事を聞いた さらに自分が傷つく、なんてことも考えずに 「嘘ではありません。薬で進行を抑えても、あと2年が限界でしょう」 母は既に泣きだしていた 「わかりました…学校へ行くことは大丈夫ですよね?」 「はい。意識、記憶、その他の生活には支障は出ないと思われます」 その後母が泣きながら 医師と話していたが脳腫瘍のこと余命2年ということ そして お前は何か成し遂げたのか? ということをずっと考えていた
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