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この日は様々な事がありすぎて
時間が経つのも忘れ
考え事をずっとしていた
***
次の日
俺は母に送られ学校へ行った
クラスメイトに様々な事を聞かれたが
なんとなく聞き流していた
余命の事が頭から離れなかった
幸いクラスメイトには脳腫瘍のことは知られていないようだ
だがいつか言わなければならなくなる日がくる、そうかんがえると嫌になってくる
「おーい、聞いてる?」
「あっ、えっ?」
「どうしたんだよ草詩、もう放課後だぜ?」
「わりぃ、竜介」
竜介(リュウスケ)、俺の親友1
口は悪いが根はイイヤツ
「あれ、美凪もいたんだ」
「も~、草詩全然話し聞いてくれないんだもん。私嫌われたかと思っちゃったじゃない!」
美凪(ミナ)俺の幼なじみ
最近かわいいって思ったりしている
「わりぃわりぃ、昨日やらかしたから、それ考えてたわ」
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