2日目:新たな人生

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「そうだよなぁ、お前事故ったんだよなぁ」 竜介がニヤニヤしながら言う 「うっせーな。あれは俺が悪いんじゃねーよ」 こいつらになら腫瘍のことを話してもいいのではないか? ふとそう思った そして俺は言うことにした 「なぁ、二人とも聞いてくれ。」 「ん~?」 「どうしたの?」 「俺実は余命2年なんだ。」 「そんな嘘バレバレ」 「うん、私たちを驚かそうとしてるんでしょ?」 「嘘じゃないんだ。俺脳に腫瘍があったんだ。それで手術も出来ないって」 「おい、冗談も大概にしろよ。お前が死ぬわけねーって」 「俺だって嘘だって思った。でも精密検査の結果なんだ。信じるしか無いだろ?」 「今回の事故の影響なの?」 「いや、そうじゃないみたいだ。前かららしい」 沈黙 そして重い空気が流れた 「まぁ、今日は帰ろうぜ」 竜介が言った 「そっそうよね」 帰り道でも俺たち三人は無言だった 二人とも真剣に俺の事を考えているようだった
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