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「転校生が副会長と柚木先生に
気に入られたみたいで…」
なるほど。
「早急に確認したいと
迫られたわけか」
「うん…」
「ダメだ。
それでは制裁と同じだ。」
「だよね…」
「俺からきちんと話すから」
「ホントに？」
唯の顔に安堵が浮かんだ。
だいぶキてたみたいだな。
「あぁ。
唯、こっち来てここ座って」
「？」
並べたままだった椅子の俺の隣を叩く。
グイッ
座ったのを確認すると
身体を抱き寄せて頭を脚に乗せた。
要するに唯を膝枕している状態だ。
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