混迷

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結局はその馬鹿げたことを思い出したおかげでそれ以降は頭痛も無視できるくらいに治まり、その日の研修も無事終わった。 あんな馬鹿げた奴でも役に立つことあるんだな 考えても仕方ないことを考えてしまう時には考えるのも馬鹿らしいことを思い出せばいいのか “声”が教えてくれた意味がわかった。まだ慣れていない自分の心の奥のさらに奥を探索する行為を要領も掴めないまま長い間、続けるのは危険なのだ。あんな存在するのが無駄な奴の腐った言葉を思い出してでも急速にクールダウンしなければ発狂していたかも知れない。
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