出会い

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沖田は目を細めじっと、雪乃を見ていた ……この人に嘘はつけない ついても、見破られる、何故だか直感が、そう告げていた だから、正直に話そうと思った 「……沖田さんの言うとうり、私は、女です」 「!…て事は、てめえ名前は、偽名か?」 「……はい。本当の名前は、天月雪乃と言います」 雪乃は、畳に手を当て置き、手の上に頭を乗せ、謝るように、少し悲しいそうな声で、言った 「それは、本当の名前か?」 鋭い目付き こうして見ると土方さんもかなりの美形だ でも沖田さんとは、違って子供っぽくない、大人の色気があるように思えた
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