出会い

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「本当です。ついたって見破られる嘘なんか、つきません」 「……そうか」 「で、試合をして使えそうな人材なら、隊士にしてもいいんですよね?」 「駄目だ」 「ええっ!?」 土方が拒否すると、すぐに沖田が不満の声を上げる 「どうしてですか!!?」 「どうしたもこうしたも、此処は、女人禁制だ」 「彼にはこのまま男装しともらえばいいんです」 沖田は名案でしょう?と言い、にっこり笑う 土方はガックリと、項垂れる 「大丈夫ですよ。弱かったら、女中にすればいいんです」 居なくて困ってたんですと、沖田は言う 何で新撰組に入る事は、決定してるんですか……
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