私。

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「咲季!一緒に帰ろうよ~」 掃除が終わるとすぐに久美が駆け寄ってきた。 「うん。すぐに準備するね。」 久美とは、幼なじみで家も近い。 部活が違うから、最近あんまり一緒に帰れない。 日が傾きはじめた道を2人で歩く。 「明日、古典の小テストなんだぁ~。あっ! 咲季、今日暇?」 「また勉強会?」 「お願い!先生よりわかりやすいし…ね?」
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