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王様は平原にきました。
そこでは、たくさんの人たちが、盛大にパーティーを開いてました。
王様は言いました。
「なにか嬉しいことがあったのか?」
「いいえ、今日は叔父の葬式をしてるんです」
「ならなぜ悲しまない?」
「死者を送り出す時は、盛大にパーティーを開きます。
そうすることで、死者の魂はこの世で楽しくすごしてから、天国に行けます。
そして、死体は最後は土に埋めます」
王様は死体を見せてもらいました。
死体は腐り、虫が死体を食べてました。
王様は山々がつらなる場所に来ました。
そこには、黒い服を着た集団が悲しそうに、何かの建物の前で泣いていました。
「お前たちはなぜ、黒い服をきているんだ?」
「私の母が死んだからです。だから、悲しみをあらわしてるんです」
「死体は、建物の中か?」
「はい、火で焼いて、肉をとります。骨は、わざと残します。あっ、出てきました」
建物の中から、母だったものが出てきました。
鉄の板の上には、灰が散らばってました。
その真ん中に、人型の骨がキレイに残ってました。
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