☆紅い死神が笑う時☆

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「記憶喪失なんでしょ?聞いたよ、と言うか逢魔屋で情報買ったんだけど」 桂吾ぉ〰〰!! 『だからなんだよ』 「もしかして‥‥‥‥」 ‥‥‥‥‥ 唐突に訪れた静寂 何かを口にしかけて言いよどむとクロの前髪を上げて、まじまじと眺める 「でも‥どこにでもいるってわけじゃ‥ん~」 見るな見るな、減る! 俺のメンタルがボロッボロに崩壊するわ! 「あれ‥、実家で?」 余程集中しているのか僅かに腕の力が軽くなったことに気づく 今だ!! 「ごふっ」 再び到来したチャンスを見逃さず、近場にあったイオンに頭突きをかます いってぇぇぇぇ! 頭固すぎっっ 頭突きの勢いで更に緩んだ腕から抜け出し、振り向き様にイオンの鳩尾に一発 鋭いナイフの一振りを蹴りで飛ばし、手から離れた凶器が食堂の壁に突き刺った そして、俺逃亡 .
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