3cm

7/8
前へ
/46ページ
次へ
貧しい老夫婦は自給自足の生活を送っていましたが、腰が抜けては田畑の収穫も面倒も見れません。 蓄えは米と野菜。 御老体なうえ、腰を痛めては何もできません。 しかも運が悪く、隣の隣に住む囲碁仲間が訪ねてきました。 そこで見たのは、何もないとこに語りかけてるお爺さんの姿です。 囲碁仲間の人はあまりにも小さな男の子が見えず、とうとうボケてしまったと思い込みました。 その日以降、村では噂が流れ、老夫婦は誰からも相手にされなくなりました
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加