第1幕 救世主

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「エビルが出現する場所はわかるんですか?」 「いやエビルは突然現れるからわからないんだ。」 ルークは紙にメモをしている 「ルークは実戦…というかエビルもまだ見た事がないのかい?」 「はい。実戦訓練はしましたがエビルは実際には…」 なるほど、今回はあまりルークに無理はさせられないな 「ここらで休憩にしよう。あ、僕の目の事を話すよ。」 ルークは頷き僕の後を黙々と着いてきている 本部から10キロぐらい離れた場所に着いた僕達は石の上に座った 「僕の体は左半分がメシア、右半分がエビルで出来ているんだ」 ルークは驚いた顔をして一歩後ろに後ずさった 「ははは。大丈夫、よっぽどの事がない限りエビル化はしないよ。」 「だから目が紫何ですね。ほかの皆さんは知っているんですか?」 「あぁ知ってるよ。皆それを知った上で僕を引き受けてくれたんだ。」 ルークは少し悲しい顔をしていた。僕にはどうしてそんな顔をしているのかがわからなかった すると突然ルークの隣の石が黒くなった 「ルーク上だ!」 ルークはわけもわからず上を見上げた
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