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「エビルが出現する場所はわかるんですか?」
「いやエビルは突然現れるからわからないんだ。」
ルークは紙にメモをしている
「ルークは実戦…というかエビルもまだ見た事がないのかい?」
「はい。実戦訓練はしましたがエビルは実際には…」
なるほど、今回はあまりルークに無理はさせられないな
「ここらで休憩にしよう。あ、僕の目の事を話すよ。」
ルークは頷き僕の後を黙々と着いてきている
本部から10キロぐらい離れた場所に着いた僕達は石の上に座った
「僕の体は左半分がメシア、右半分がエビルで出来ているんだ」
ルークは驚いた顔をして一歩後ろに後ずさった
「ははは。大丈夫、よっぽどの事がない限りエビル化はしないよ。」
「だから目が紫何ですね。ほかの皆さんは知っているんですか?」
「あぁ知ってるよ。皆それを知った上で僕を引き受けてくれたんだ。」
ルークは少し悲しい顔をしていた。僕にはどうしてそんな顔をしているのかがわからなかった
すると突然ルークの隣の石が黒くなった
「ルーク上だ!」
ルークはわけもわからず上を見上げた
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