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エレベーターで一階に下りると一人の銀髪で長髪の女性が手を振っていた。
「フブキー!」
「あれ、お迎えですか?レイ」
レイはこの本部では数少ない女性。しかも美人でサラサラの髪が特徴である
「まぁそんなものよ。アイク団長から話は聞いた?」
「聞きましたよ。気になりますね」
僕とレイは黙々と見つめ合っていた
「は、早く行きましょ!調査班が心配だわ」
レイは顔を赤くして僕の手を取り走り出した
すると周りにいたメシア達からヒューッという歓声がわいた
「フブキとレイはお似合いだなー!」
「う、うるさい!レイとは何もないと言っているだろ!」
そう言いレイの顔を見ると涙を浮かべながら回りをみていた
「レイ?」
「この皆の笑顔が無くなりそうで怖いの。最近そんな夢を頻繁に見るわ…。」
「大丈夫ですよレイ」
そういいレイの頭にポンッと手を置いた
するとレイは再び笑顔になり僕の手を強く引っ張り街へと飛び出た
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