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「ま、待て!」
僕が手を伸ばした時には既にその場から姿を消していた
「三週間後か…それにあっちから勝負を仕掛けてくるとはな。俺達から仕掛けるつもりだったが」
「奴らの居場所特定出来てんのかよ?」
キリヤがそういうとカオスは黙り込んだ
「とにかく時間がねぇ。神坂も戦える様にしねえといけないからな」
「そうですね。僕が一番頑張らないと…それより鎌倉にクライシスの家があるって言ってましたよね?」
するとゴートンが立ち上がり首を横に振った
「皆がイタリアに行った時カオスに言われてあたしが見に行ったんだけど今その場所はただの空き地になってたの」
ただの空き地に…か。
「自分の事を知られない為にクライシスが消したんだろう。…やつの手掛かりは何も掴めなかった」
「一旦そこに行ってみますか?何か見落としている場合もあるかもしれませんし」
僕がそういうと四人が頷いた
「場所は俺達使徒が知ってる。行くぞ」
カオスは立ち上がり部屋に掛けてあった服を着た
僕達はカオスに続くように外に出てクライシスの家があった場所へと向かった
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