第1幕 救世主

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本部の中に入り僕はエレベーターで二階へと上がった 「最近エビルが頻繁に出やすくなったな。」 そんな事をブツブツ言っていると二階に着いていた エレベーターの扉が開き僕は一つの部屋の扉の前に立った 「アイク団長ー!フブキ帰りましたー」 扉をドンドンと叩いていると勢いよく扉が開いた 「静かに叩けといつも言ってるだろ!…ってあれ?どこにいんだ?」 「あ、ここでふ団長」 僕は扉と壁に挟まれながら手をフリフリと振った 「バチがあったんだよバチが」 「よいしょ…と。団長、探索中に村から悲鳴が聞こえ向かった所エビルがいました」 アイク団長はスッと表情を変えた 「タイプは?」 「射撃型と近距離型の両方でした。最近見られている種類です」 僕が話し終わるとアイク団長は頷いた 「最近頻繁だな。よし、突然だけど明日の任務を出すぞ」 いや、本当に突然過ぎ… 「射撃型と近距離型のエビルを破壊し浄化したカケラをこのカプセルに入れて持ち帰ってくれ」 そういいアイク団長は僕にカプセルを一つ渡した
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