第一章 始まりは雨の中

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押し入れを開けて 随分ほこりを被ってしまった 段ボール箱を取り出す。 その中には、何十冊にもわたる ノートが収用されている。 それは、アイが 小学校一年生の時から 毎日欠かさず書き続けている 日記達だった。 手当たり次第に ノートをパラパラとめくり 目当ての名前を探す。
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