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俯いてると、委員長は俺の頭を撫ではじめた。
な、なにこれ・・・はずぃ。
「会長から・・・聞いてる。会長が、ひどいこと言った、すまないって」
「え、会長が・・・!?」
「お前は、仕事できてるよ」
「・・・いぃんちょ・・・」
「暁、今まで頑張ったな。これからは一緒に頑張ろうぜ」
「っ委員長ぉ・・・!」
ぎゅ、と抱きしめられて、目の前が霞みはじめてた俺は委員長の首に顔を埋めた。
「暁・・・」
「ぅ・・・っく・・・ふ、ぅう・・・」
「ついでに、俺のことも知っていけよ?」
「っふ、ぇ?」
「一年間、お前がくるの待ってたんだよ。ずっとお前だけ見てたんだぜ?」
「え?」
な、なにそれ告白みたい・・・
「お前がちゃんと俺を見始めたら告るから、待ってろよ」
「ぅえ!??!!?」
びっくりして顔をあげると、ふわっと笑った委員長がいて。
・・・俺、委員長のためにも、頑張るよ。
心の中で決心した。
「委員長ぉ・・・んん、白兎」
「!」
「まずは一年間、よろしくねー?」
「・・・あぁ、紅」
恥ずかしかったからもう一回ぎゅ、て顔埋めた。
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