6人が本棚に入れています
本棚に追加
…と…前置きはこのぐらいにして…本題に戻らないと…。
今回はその千聖からの頼みらしく…美優も断りきれなかったのだという。『俺の尊敬する先輩がいるんだけど、最近沈みがちで…心配で声かけても“大丈夫だから心配するな”の一言で片付けられちゃって…俺じゃ何もしてあげれなくて…。だから、誰か先輩を助けてくれそうな人とか知らないか?』
…と愛しい彼氏に頼まれて…心理学を専攻している私の名前が挙がり…今に至ってるとの事だった。
『話の内容は分かったけど…私の名前が挙がったのと…私が今ここに呼ばれたのと…どうゆう繋がりがあるのかな?』
『…それがね…千聖君が“話は早い方がいい”とかって…4人で逢うセッティングしちゃったみたいで…それがなんと…今日これからなの!…だから…愛莉本当にゴメン…。』
よほど罪悪感に苛まれているのか、顔の前で両手を合わせて深々と頭をさげてきた。
最初のコメントを投稿しよう!