奇跡の出逢い

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『それは…確かにそうですよね…。こんな突然…こんな話されたって普通困りますよね…。でも…逢って頂けるだけでもいいんです!…だから…お願いします…。絶対に悪いようにはしませんから…だから…俺達の話信じて貰えませんか?』 私は、一心不乱に話をしている千聖の瞳をずっと見ていたけど…どうしてもこの人が嘘ついてるとは思えなかった…。 『…千聖君の気持ちはよく分かった!…でも…この話って相手の先輩さん…勿論…了承済みなんだよね?』 …と聞くと…なぜかずっと私の顔を真っ直ぐ見据えていた千聖君の瞳が…一瞬泳いだのを…私は見逃さなかった! 『…もしかして…相手の先輩にもたった今話したばかりとか言わないよね?』 …だが…私の考えは的中していたみたいで…つい…唖然としてしまった。
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