~1章~

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「はぁ…」 なんか午前中だけで1日いや、2日ぐらいの仕事をしていたぐらいの疲労感… こんな調子でこれからやっていけるのかと先行き不安… 「さ~ゆっ、どうよイケメン課長は?」 ニヤニヤしながら美里が耳元で囁いてくる。 「別にどうもない。疲れただけ」 「酷い顔してるね~。まぁ、がんばりたまえ~」 他人事のように呟く美里を睨むが、ニヤニヤしているだけなので諦め仕事にとり掛かる。 新しい企画を課長と一緒に考えるという事に苦痛を感じながらも、この1週間は挨拶回りなどで忙しいらしく、2人で仕事するのは1週間先だという事に少しだけ気持ちが楽になる。 .
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