~1章~

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「へぇ~『大好きな君』ねぇ…」 えっ… 恐る恐る顔をあげると、そこには… 「かっ…課長!?」 頭が真っ白になった… 何故、課長が目の前にいるのか… そんな事わかるはずないし、言葉が出ない… 「いい場所だね。空見ながら昼食って最高だよね」 いや、そんな事が聞きたい訳じゃない。 「七瀬さん、そういう本好きなんだね。やっぱり噂は噂にすぎないって事か」 「……」 「僕は七瀬さんの秘密を知ってしまったって事でいいかな?」 …最悪。 よりにもよって男で、今日きた上司に知られるって… .
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