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「へぇ~『大好きな君』ねぇ…」
えっ…
恐る恐る顔をあげると、そこには…
「かっ…課長!?」
頭が真っ白になった…
何故、課長が目の前にいるのか…
そんな事わかるはずないし、言葉が出ない…
「いい場所だね。空見ながら昼食って最高だよね」
いや、そんな事が聞きたい訳じゃない。
「七瀬さん、そういう本好きなんだね。やっぱり噂は噂にすぎないって事か」
「……」
「僕は七瀬さんの秘密を知ってしまったって事でいいかな?」
…最悪。
よりにもよって男で、今日きた上司に知られるって…
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