~1章~

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「ん~!」 集中していて時間を忘れ、時計を見ると皆が退社して2時間が経とうとしていた。 「さてと…」 帰宅しようと立ち上がった瞬間、部署の入り口に誰かが立っているのが目に入る。 「えっ…課長!?」 確か、課長は昼から挨拶回りで外出していて、そのまま直帰で歓迎会に行ってるはずだけど…!? 「七瀬さん、残業終ったんだよね?俺、お腹空いたから一緒に付き合ってくれないかな?」 なんで!? 「あの…」 言いかけた瞬間、 「ピリリ…」 私の携帯が鳴る。 画面を見ると、美里からだった。 .
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