~1章~

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「飲み物何にされます?」 弥生さんが、メニューを課長に渡す。 「俺は車だから、お茶を。七瀬さん気にせず、お酒飲んでいいよ」 「いえ…私はお酒飲めませんので」 「ほな、小百合ちゃんはいつもので、九条さんは煎茶をご用意させていただくわね」 飲み物を聞いた弥生さんは板場に戻って行った。 「七瀬さん、お酒飲めないの?」 「はい…飲めないというか…飲んだ事ないし、飲みたいとも思いません」 お酒を飲むと人格が豹変したり、記憶が無くなるとか、そんな醜態さらしてまで飲む意味がわからない… .
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