無題

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出逢った時 あなたの片翼は折れていました 残っていた片翼の羽根は 私がむしりとりました もう飛べないように この手から逃げられないように でもあなたの両翼は甦りました 泥まみれにしたはずの翼は 目も潰れんばかりの純白に 光の結晶のような輝きを増して 甦りました そして その両翼で あの燃えさかる恒星に向かっていって もう 戻ってきてくれないような気がします  
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