ニ
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本日は快晴。 先日の曇り空の後、結局雨は降らず、そのまま雲は数日をかけて流れて行った。 きっとあの雲たちは今、そう遠くない所で雨粒に変わって真下の土を潤しているのだろう。 夏特有の湿り気を肌で感じながら木陰で読書していると、少し離れた小屋の方か声が聞こえた。 風が運んでくる声は、私を呼んでいる。 栞を挟んで文庫本を片手で閉じ、私は立ち上がってゆっくり小屋まで歩いた。
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