405号室
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一人ソファに座って、買い替えたばかりのテレビをぼーっと眺める。 リモコンを手にとり、ころころ番組を変えてみるものの、特に興味を惹かれる事もなく電源を切った。 ワンルームの部屋に、時計の秒針と、煙草の煙を吐く自分が自ら生み出した故意的な音が響く。 壁が厚いせいか、誰も住んでいないのか、ただ居ないだけなのか。隣の家からは生活音が一切しなくて、それがまた私の孤独を際立たせた。
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