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ダイリー
「基本的に暇ね・・・」
エリート
「でもダイリーさんのお陰で荒くれ者があまり暴れ出さなくなりました」
ダイリーのお陰で店はかつての賑わいを取り戻した。
ダイリー
「お役に立てて光栄だわ」
レディ
「女であんなに強いなんて憧れるわ~」
ダイリー
「・・・まあ、いろいろあってね」
その時、青いフードを被った客が現れた。
エリート
「あれは・・・まさか!」
ダイリー
「?どうかしました?」
エリート
「荒くれ者達に一目置かれてる荒くれ者、海賊ボンバー!!」
レディ
「何でこの店に・・・」
ダイリー
「暴れださなきゃよし、暴れだしたら片付けるまでよ」
エリート
「お願いしますね・・・」
一方、海賊は
海賊
「どんなごっつい女かと思えば・・・。美女じゃねぇか・・・」
聞こえないほど小さな声で呟く。
頼まれて来たのだが、まさかダイリーがあれほどの美人だとは思わなかったのだ。
海賊
(・・・無理だ。俺にはできん)
誰もが俺を見れば震えあがるのに。
彼女は真っ直ぐ俺を見た。
スミレ色の瞳で俺を見た。
・・・異性にこんな感情抱いた事はないのに。
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