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ある夢を見た。
まだ生きていたときの夢だ。
「お前なんか生きててもしょうがないんだよ。死んじゃえ。」
「あんたがいるとクラスで一番になれないのよ。親に何で一番になるないのってテストの結果が出るたびに怒られてあんたがいなければ一番になれるのに…。」
「ブスで汚いからこっち来るなよ。」
色々言われたな。
優しくしてくれる人なんかいなかった。
人間なんて憎い玉の塊だ。
でも一ヶ所だけ光が見える。
「葵。大丈夫?」
貴方は誰?
そのときだ目が覚めた。
目の前にはあの男がいた。
男「久し振りだな。名前まだ教えて無かったんだよな。俺は暁(あかつき)よろしくな。」
千暁「よろしくお願いします」
暁「ここにいるやつは殆どが産まれたときから悪魔で俺たちみたく元は人間だったのは俺達くらいだ。」
千暁「俺達?」
聞き返した。殆どが元は人間だったと思って居たからだ。
暁「人間だったものから悪魔になるやつは少ないってことだよ。悪魔でも俺は純血じゃない。悪魔とバンパイアの血が混ざってる。女の血がほしくてたまらなくなる。」
千暁「もしかして血がほしいの?」
聞いたけど暁は何も言わなかった。
仕事に戻ろうと部屋を出ようとすると暁が言った。
「もう仕事に行くのか。真面目なのはいいが気を付けろよ。俺達を消そうとしてるやつがいるからな。」
千暁は首を縦に振り部屋を出た。
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