3人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
可憐の提案は、息を飲む内容だった。
日本国憲法第一条。
『基本的人権の尊重』
その内容には平等権があり、そこには男女差別は禁止する。ということが記されている。
日本国憲法は国の最高法規であり、侵すことは出来ず最高法規に反する内容の法律は制定できない。
結婚の年齢の男女格差は明らかに男女差別。つまり……
憲法に違反する!
俺達はそれを訴えるのだ。
裁判だ。被告は日本国だ!
無謀だと言われても関係ない。俺達は自分達の出来ることをする。
必ず裁判で勝ち、俺達の結婚を国に認めさせてやる。
最初のコメントを投稿しよう!