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……それからの準備は大変だった。
裁判の起こし方など知らない俺達は苦労したが挫折しなかったのは可憐がいたからだと思っている。
可憐のすることの一つ一つが俺を幸せにする。
俺達には親がいないため、小さい時から気があった。悩みを聞いたり言われたりした。
必ず裁判で勝ってやる。
沢山の書類を提出して裁判は明日になった。
「なぁ可憐?可憐も俺のこと好きか?」
「なに、突然…」
可憐は恥ずかしそうに俯いてしまった。
「俺は可憐が好きだ!すっごく。だから!……可憐の気持ちも聞きたくて」
「はぃはぃ。だからって……
学校で言わなくてもいいじゃん!」
キーンコーンカーンコーン
やべ!授業はじまる!
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