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それから数々の質問をされてた。
もちろん被告の方にも質問はされたが、
「これは前から問題にはなっていたことです。ですから何も言うことはありません」
そう言っただけだった。
判決の時がきた。
裁判官は目を瞑り、下を向いてから一つ息を吐いてからこちらに向き直った。
「判決……」
これで人生が変わる!
「日本国の勝ちです。つまり、貴方達の敗訴です」
そんな……。
重くのしかかる現実は涙を溢れさせた。
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