第二章:始まりは突然に

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ある所に仕事熱心な長兄である太郎、切れ者の次男である次郎、超絶イケメンで天才な三男である三郎の三兄弟がいました。 太郎と次郎は、亡くなった父から小さな会社を引き継ぎ太郎が社長、次郎が副社長になり毎日毎日一生懸命働いていました。 そんな二人を見て育った三郎も卒業したら尊敬する兄達と一緒に働こうと考えながら高校生活最後の年を過ごしていました。 とある休日、自宅で昼寝をしていた超絶美男子三郎は家の庭の方から変な音がしたので見に行くと不思議な光を放つ玉がありました。 三郎は兄二人を呼び話し合った結果、玉を調べることになり。あと一歩で手が触れる距離まで三人が近づいた時、急に玉が目を開けていられないほどに光を強くしました。 そして次に目を開いた時、そこには今までいた家とは全く違う文字通りになにもない荒野にいました。 それから彼らは二日間歩き続け、一つの村を発見しその村の住民に助けられました。そして自分達が今いる世界は今までいた世界とは違う世界だという事を知りました。 ですが仲の良い三兄弟はその事実にもめげることなく元の世界に帰るために旅を始めることにしました。
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