第1章 双子の美少女

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丁度、50メートルプールを横切る感じで、飛び込んでから潜ったまま反対側に辿りついた。 『快感!』 と冷たい水の中にいる時まではそう思っていた。体の火照りは収まり、勃起も収まった。 しかし、思っきりよく水から頭を出し、反対側のプールサイドの、一段下がっている足置き場に手を掛けて、ドバァーッと一気に頭から腰まで出して上がろうとしたら、目の前に美少女が、にっこり微笑んでプールサイドに腰掛けていた。 勿論スクール水着である。私は再び、烈火の如く勃起し、水中に戻るしかなかった。 しかし待てよ……、と私は水中の中で考えた。 錯覚かもしれないが、同じ顔をした美少女が二人いたような気がしたのである。 私はスケベ根性丸出しで、これは確かめるしかないと考え、短い水中での生活を終え勃起した下半身を水中に幽閉したまま、恐る恐る水から顔から胸までを出した。 幼さを感じさせながら、艶めかしい見事なプロポーション、そして顔は幼くても、少なくてもEカップ以上はあると思われる、ナイスバディの紺色のスクール水着を着た美少女姉妹が目の前に現われた。 どちらが姉なのか妹なのか、全く見分けがつかなかった。 「卒業生の方ですか?」 意外にもすぐ目の前の、向かって左側の美少女に、初対面でいきなり話しかけられた。私は、水の中で、下半身が今にも爆発しそうで、目の前が霞み、それにその双子の姉妹はスクール水着ながらも二人とも幼い顔で巨乳なのだ。その美少女二人が、私から、1メートルも離れないで願前に居るのである。 それも、水中から肩口の上を出している私の目の前には、男性が最終的に目的とする部分が、膝はしっかりと閉じられているが、約50センチも離れていない距離に存在しているのである。 私は、二人のその部分を凝視しながら、生唾を思わず飲み込んだ。
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