第2章 咲と理香の家に招待される

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そんな、まさか・・・、あれっきりになると思っていたのに・・・。 私は、携帯の画面を見ながら唖然としていた。 私の頭の中は、いかがわしい想像でいっぱいになっていた。 いったいこれはどうゆうことになるのか? 北田理香は、私を妖しい世界に誘うつもりなのか? もし、そんな結末になり、世間に発覚したら・・・。 警察沙汰になり、挙げ句の果てには、新聞に載る。 『容疑者 山本隆(28歳)は、相手の女性が、18歳未満であると知りながら、青森市内の某所で淫らな行為に及んだ疑い。 供述によると、母校の高校のプールでその少女と知り合ったと容疑者は供述している。 警察は、県青少年健全育成条令違反により、山本容疑者を緊急逮捕した。尚、山本容疑者の自宅から、多くの猥褻物を証拠として押収したと警察は発表している』 悪夢だ!!! そんな!!!・・・。 でも、待てよ・・・と私は思った。 この前の、あの行為、つまり、母校の高校のプールに入ったこと自体が違法なのでは・・・? しかし私たちの高校では、卒業生でも泳げるというのが伝統であり、そういう校則なのだ。 でも、校則は変わったのかもしれない。それに、あの時の、魚雷!!水泳パンツのテント!!・・・、あれでは猥褻行為に近い。 それに理香の生尻まで、チラ見している。 私は、何かあったのでは?と無性に心配になった。 しかし、電話を掛けるとなると度胸がいる。 私は、再びベットに仰向けになった。 人生を捨ててまで、理香か咲と付き合う価値があるのか? そんな危険行為を!? そうしているうちに、私の右手はまたロケットの打ち上げ態勢に勝手に入った。
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