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私は発射台のベットに仰向けになって、罪悪感を感じながら、激しくシコシコ、シコシコ、シコった。
何がそこまでこうさせるのか、自分でも理解できなかった。
ぐったりとして、ふと右手を観た。
何と!!!右手からは、湯気がホンワカ上がっていた。
その湯気が、私の彼女らへの愛情の度合いを何よりも証明していた。
私は、一人で右手から上がる湯気を観てニンマリとした。
そして、少し悲しくなりながらも、そこまで彼女らを思っているならと、北田理香の携帯に電話を掛ける決心をした。
今日の夜八時頃とメールには書いていたが、時計を見たら現在午後の四時ちょっと前である。
私は食事も摂らず、ぐったりと疲れたまま仮眠した。
ある初秋の、よく晴れた、何も用事の無い日曜日のできごとだった。
「隆!、隆!、ご飯よ!」
聞き慣れた母の声だった。
二階にいる私が、母の声を階下から聞き、はっとして目が覚めた。
窓の外は、すっかり暗くなり、私の部屋も暗く、ベットのランプを付けると、腕時計が七時過ぎを指していた。
私は、急いで居間に降り、食事を摂り、二階の自室に戻った。
夜八時少し前だった。
慌てず、まず北田理香の携帯の番号を登録した。
何度深呼吸してもなかなか番号をクリックできない。
私は目をじっと閉じ、北田理香の淫語にだけは注意!!を念頭に置き、現役の女子高生の携帯の番号をクリックした。
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